SpringNoteのオトナリーナ

バレエ30歳から始めました。バレエ日記・舞台の感想・エッセイなど書きたいと思います。

私の地元おわら

おわらを見に来る人がたくさんいる。

ここ数年、ちょっと人が減って楽になってきた。

人が混んでいるときは、もう本番にはいかず

前夜祭の10日間ぐらいしか遊びに行っていない。

もう10年以上は本番なんて行ってない。

 

なんでそんなに人気なのか、昔は分からなかったけど。

最近「月影ベイベ」を読んだり、歌舞伎関連の先生にお会いしたりと

日舞に関する形が美しいことに気が付く。

 

昔から慣れている「おわら」は、もう自分の中にしっかりあって

踊るととても気持ちいい。

「おわらは日舞の先生がお作りになったんよ」

それを聞いても子供の頃は「だから?」だった。

今ならわかる。

 

指まで通う神経と、腰の落ち着き、体の形に足の運び。

美しいのね。

日舞というと格式が高いのに、おわらはなんか庶民。

庶民のおどりやからか?

八尾町の人はほとんど踊れる。

町民はもっとプライドをもって踊っている。

夏の終わりの風物詩。

いい町に生まれたなって感謝する。

だっていつでも日本の形、文化を表現できるし

心が戻る。

落ち着いていて気持ちがよくて、無になれる。

本当は日舞は習うといいものなんだろうなぁ。

教室検索はするけどやっぱり二の足を踏む。

んで、殺陣サークルとかの検索で遊ぶ。

「いつか…」のいつかは来るのかわからない。