私の地元おわら
おわらを見に来る人がたくさんいる。
ここ数年、ちょっと人が減って楽になってきた。
人が混んでいるときは、もう本番にはいかず
前夜祭の10日間ぐらいしか遊びに行っていない。
もう10年以上は本番なんて行ってない。
なんでそんなに人気なのか、昔は分からなかったけど。
最近「月影ベイベ」を読んだり、歌舞伎関連の先生にお会いしたりと
日舞に関する形が美しいことに気が付く。
昔から慣れている「おわら」は、もう自分の中にしっかりあって
踊るととても気持ちいい。
「おわらは日舞の先生がお作りになったんよ」
それを聞いても子供の頃は「だから?」だった。
今ならわかる。
指まで通う神経と、腰の落ち着き、体の形に足の運び。
美しいのね。
日舞というと格式が高いのに、おわらはなんか庶民。
庶民のおどりやからか?
八尾町の人はほとんど踊れる。
町民はもっとプライドをもって踊っている。
夏の終わりの風物詩。
いい町に生まれたなって感謝する。
だっていつでも日本の形、文化を表現できるし
心が戻る。
落ち着いていて気持ちがよくて、無になれる。
本当は日舞は習うといいものなんだろうなぁ。
教室検索はするけどやっぱり二の足を踏む。
んで、殺陣サークルとかの検索で遊ぶ。
「いつか…」のいつかは来るのかわからない。